準々決勝その1 ドイツとイタリアが勝利 [ワールドカップ]
6月30日の試合はドイツとイタリアが勝利。準決勝はこの2チームが対戦だ。 PK戦の末、勝利を手にしたドイツ、おめでとう!テストマッチで日本に引き分けた日に、これだけ勝ち進むと予想した人は少なかっただろう。クローゼも得点王を狙えそうな勢いで、とても眩しく見える。カーンさんの出番がないのは寂しいが、レーマンを励ましがっちり手を握っていた映像が目に焼き付いている。改めてGKの孤独な戦いを見たような気がしたし、同じポジションに人にしかわからない部分なのかなと思う。
同日、その次の試合、シェフチェンコ率いるウクライナはイタリアとの戦い。シェフチェンコが7年間プレイしたミラン時代に(次からはチェルシーに移籍)ともに戦ったり対戦した選手達が多数含まれている。結果だけを言えば3-0というイタリアの完勝だが、1~2点入ってもおかしくないチャンスもあった。ブッフォンが素晴らしいセーブをしていたし、惜しくもゴールをはずれるという決定力の差もあった。この日はレバークーゼン所属のボロニンが怪我で欠場。代わりに、若いアルチョム・ミレフスキが先発。日本のメディアのカタカナ表記ではアルテムとなっているが、たぶん本国ではアルチョムと発音すると思う。日本のメディアにはたぶん英語表記からカタカナにするんだろうなと思われる名前がよくあるし。ロシアプレミアリーグのクルィリヤ・ソビエトフに所属しているグシンもこの日含めてチームに貢献していたように思う。
ついでに気になったこのグシンについても調べてみたら、彼は昨年までウクライナのディナモ・キエフに所属していて、現在はクルィリヤ・ソビエトフのキャプテンをしているようだ。カリャカがベンフィカに移ってから誰がキャプテンマークをつけているのか、と思っていたらグシン君でしたか。テレビではグシンの名前がフシンになっていた。これは英語表記"Husin"からカタカナにしたためで、グシン(グーシン)のほうが音的には近いと思われる。ちなみにハーゲンダッツのことをロシアではガーゲンダッツと言うのだよ。え?誰も聞いてない?クルィリヤの公式サイトの写真。1993年からずっとウクライナ代表をやってるみたい。
私はあまりイタリアの選手には詳しくないのだが、セリエAでの得点王であるトニが、これまでのW杯の中でまだ得点していなかったのだそうだ。この試合で2得点し、蘇らせてしまったみたい。ハットトリックまでしそうな勢いだったけど最後はウクライナのGKショフコフスキに阻まれた。4番様のチモシゥクも果敢にミドルを打ちこんでいたが、残念ながらはずれ。ちなみに彼はグループリーグのチュニジア戦でもマンオブザマッチに選ばれている。
一晩で2試合見るのはとうてい無理。ウクライナ・イタリア戦の時は、ほとんど寝ていた。何度か目が覚めたのだが、寝ている間に私は夢の中でドイツに行き、ハンブルグでウクライナサポーターと一緒にスタジアムの回りをウロウロしていたのだった。ハンブルグに行きたいな~と常々思っていたので、夢に出てきたのだろう。ちょっと得した気分。
試合の方は夢の中では見てないので結局は翌日に再放送を見直したのだった。 しかし、選手じゃなくても、、見てる側にとっても試合と試合の間に少し日にちが欲しいものだ。寝だめしても体が持たないよん。
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