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バルトの楽園 [旅の話]

 一週間ほど留守していましたが、もちろんさり気に気分はサッカー中心でした。そしてまたまた買っちゃったシャチ物。これでシュタイフのシャチは3体めになりました。
どんどんシャチ御殿になりつつある、我が家。

 行きの飛行機の中で3本ほど映画の上映がありましたが、1本目が「バルトの楽園」。昨年の映画ですが、まだ見るチャンスがなかったので、良い機会だと思って、居眠りもせず最後まで見てました。第一次世界大戦で日本軍はドイツの極東根拠地・中国の青島(チンタオ)を攻略の時、約4700人のドイツ兵が戦争捕虜となりそのドイツ人捕虜たちと、マツケン演ずる収容所長のお話。舞台となった板東俘虜収容所はベートーヴェンの第九の初演の地として有名ですが、映画の中の人物設定の一部はフィクションとは言え、ここに暮らしたドイツ人たちはほとんど民間からの志願兵だそうで、彼らの技術を生かした活動がされていたというのは興味深いことです。アルコール購入も認められていて、レストランまであったと言うのは驚きです。
 見所はマツケンのドイツ語とか、ブルーノ・ガンツの渋さとか、当時の日本兵としてはかっこよすぎる阿部寛などなど。

 映画のエンディングにカラヤンの第九を聞き、どうしてもベートーヴェン大先生のゆかりの地を訪ねてみたくなり、予定にはなかったのですがボンまで行って来ました。ボンは昨年のW杯の時日本チームがキャンプをしたところでもありますので、そういう意味でも行って良かった場所と言っていいでしょう。


ここがベートーヴェンの生家博物館。入り口が地味で通り過ぎてしまいました。入ったところがミュージアムショップで奥が博物館。ショップだけなら、入場料はいりません。


中庭にあるベートーヴェンの像。


像のほうから博物館とショップを見たところ。音楽の時間などでも書き慣れているしカタカナ以外でベートーヴェンの綴りを意識することはなかったのですが、よく見ると"Beethoven"となっていて、Vはエフの音になるので本当はベートーフェンと読むようです。

 ベートーヴェンがボンにいたのは20歳ぐらまでで、その後ウィーンに活動の場所を移し、ボンに戻ることはなかったようですが、ボン市内はどこに言ってもベートーヴェンの名前のついたあらゆるものがあり、市民の誇りのようでした。市内の見所はほとんど徒歩で回れます。


 


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コメント 4

のすけの母

パコさん、ドイツへ行ってらしたんですね。
私なんぞ、外国どころか、飛行機すら未体験です。
それなので、北京五輪で飛行機&海外デビューを考えていたのですが、北京五輪もいろんな意味で不安がいっぱい、おそらくかなわないでしょう。

ベートーヴェンの生家博物館、いいですね。
町自体が文化そのもののようで、行ってみたくなります!!
by のすけの母 (2007-08-31 21:59) 

geo

パコさん、おかえりなさい。
私はドイツには行ったことがないので(ビールとイモ類大好き!)
いつの日か行ってみたいと思っています。ブンデス観戦も兼ねて。

等々力では惜しい!ところまでいったんですが勝ち点1でした。
ホンディの退場の時にエイジが頭ナデナデしていたのが印象的でした。
川崎の選手には「エイジ!はやく!」って言われてたのに・・いい人です。

明日も頑張って欲しいですね。
by geo (2007-08-31 23:43) 

パコ

私も、当初北京に興味津々でしたが
最近は大気汚染やら食べ物やら不安がいっぱいです。
出場が決まってから、悩んでも遅くはないですが、たぶん二の足を踏みそう。

音楽好きの母さまには、ドイツやオーストリアがお薦めですよ。
あちこちに昔に建てられた古い大きな石造りの建築が残っているので、感激します!
by パコ (2007-08-31 23:56) 

パコ

geoさまもビール好きですか???
私はあまりもともとビール派ではなかったのですが
本場ドイツでビールを飲んだら好きになりました。イモも美味いですし!
ブンデスリーガはゴール裏以外はファミリーで観戦している人たちが多いので、親しみやすいです。ぜひぜひお出かけください。

ホンディの退場は痛かったですが、その分サウジ戦で爆発してくれればと祈ってますよ!
by パコ (2007-09-04 08:27) 

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