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ライプツィヒへの旅 その2 [旅の話]

ライプツィヒの旅 その2

 持っていったガイドブックにはサッカースタジアムの場所が出ていないので、ツェントラルシュタディオンはどこにあるかホテルのフロントのお姉さんに聞いてみたら、シュポルト・フォーラムという場所がありその中にあるとのこと。市電利用でも歩いてでも行けるそうなので頑張って歩くことにしました。ついでにせっかくの週末なので、どこかで蚤の市が立っているのではないかと考え、同じくお姉さんに「flea market」(←発音に注意)の場所を聞いたら、それはいったい何か??と聞き返され当惑。自信なくドイツ語でFlohmarkt(フローマルクト)と言ってみたら通じました。 同じくシュポルト・フォーラム内で開催されているというのでこれまたラッキー。
 何が何でもスタジアムをこの目で見るため、出発です。市電の通りに沿って、どんどん歩いて行きました。20分ぐらい歩いたらアリーナと広い緑地が見えてきたので、そのあたりがシュポルト・フォーラムのようです。

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アリーナを通り過ぎると、そこはこんな感じの露天が広がっていました。

 近づいたらフリマというより業者のやっている週末市場みたいな感じで、アンティーク物はなさそう。それでも安っぽい衣料や台所用品、生活雑貨など満載でウロウロするのにはもってこい。マーケットの奥の方は私が興奮状態に陥るほどの食品、野菜、果物のお店が建ち並んでいました。でも生ものを買うわけには行かないので、持ち帰れるスパイス類や小さな台所のお道具を購入。日本で見かけない野菜は見ていて飽きません。

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左は巨大なマッシュルーム。右は大好きなアンズタケとかその他名前不明のキノコ類。ドイツ人は森の民ですから、キノコもお好きな様子。

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左はパースニップ(白にんじん)、右はコールラビとか葉付きの細いにんじんなど。野菜の種類は多くないんですけど、玉ねぎっぽいものだけて5種類以上とかジャガイモだけで10種類以上とかお国柄なんでしょうか。

 うーん、こういう場所は楽しい!いや、目的はスタジアムなので、ほどほどにして後方にそびえ立つスタジアムの周りを回ってみました。そしたら学生さんみたいな団体見学の人たちがいて、ガイドさんが案内しているではありませんか。ガイドさんにスタジアムツァーがあるのか尋ねてみたら、一般のお客さんは2時からスタートするとのこと。なのでお昼を食べて出直しすることにして、いったん町中に戻り、時間をつぶしました。(今思えば何で公式サイトで時間をチェックしなかったのか・・・)

 市電で町中に引き返しそれほどお腹が空いていなかったのでデパート最上階のセルフで食べられデパ食でさっさとお昼を食べて、またスタジアムに戻りました。
 
 見学の集合場所はアリーナの駐車場側から道路を渡ったところにあります。市電通りから見ると右に曲がって歩道橋の先です。見学コースはおやつ付き!ソファーで待っている間に飲み物(ソフトドリンクかコーヒー)にお茶菓子が出ました。こんなスタジアムツァーは初めてです。

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ここで入場料を払い、コーヒーやソフトドリンクとお菓子を受け取ります。

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ライプツィヒ市内のお菓子屋さんの焼き菓子がつきます。私はミネラルウォーターにしました。この集合場所の建物は古かったので、旧スタジアム時代のものだと思います。そこから新しいスタジアムに繋がっているようです。

 このスタジアムの特徴は、昔作られた10万人収容の巨大スタジアムの中に、新しいスタジアムが建設されたこと。おやつの後は、しばしW杯の試合やら何やらのビデオの上映があり、その後ロッカールームやスタンドの見学になります。案内のお姉さんは英語でガイドはできないのでごめんね~と言ってましたが、どうせ何語で説明してもらっても完璧にわかるわけではないので、ノープロブレム。

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スタジアムの座席と同じものを使っているビデオ上映室。

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まずはピッチサイドに降りて選手気分でスタンドを見上げます。ベンチの座席数が異様に多い気がするんですが。

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ロッカールームやジャグジーなどを見学しました。ここをホームスタジアムとするのはFCザクセン・ライプツィヒで、日本ではあまり情報が入らないレギオナルリーガ(4部)なんだそうです。通路にこんなFCザクセン・ライプツィヒのパネルがありました。チームカラーは緑ですね。

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いったん建物の外に出てから、観客席の見学です。この階段を登って一山(旧スタジアム部分)を超えます。10万人収容の旧スタジアムの中にすっぽり収まった新スタジアムです。右のガラス張り部分がメインスタンド側。

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芝生の斜めの部分が、以前のスタジアム跡。昔の観客席部分には古い朽ち果てた木の座席跡を一部残してありました。この席に10万人が座ったのでしょうか・・・お尻が痛そう。

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まだ新しいのでとてもきれいな45000人収容のスタジアム。2004年3月の完成ですから、日韓ワールドカップよりも後ですね。2005年のコンフェデ杯でも使用されました。コンフェデ杯が3試合、ワールドカップでは5試合に使用されました。ブルー系濃淡で波のような模様が浮かび上がってます。記者席の後ろ一番高い席(右の写真)まで行ってみました。

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見晴らしの良い最上部分コンコースからは市内中心部が見えました。右斜め向こうが市内中心部です。ガイドさんが見える建物をわかる範囲の英語で説明してくれたのですが、えーとKircheって英語で何でしたっけ?と言われchurchでかな・・・と答えたら、あ、それそれ!みたいな(笑)。私の方が知ってるじゃん。学校で習ってた外国語はロシア語だったので・・・とのこと。ああ、やぱり旧東ドイツだったのです。

ツェントラル・シュタディオンのサイトはこちら。見学のご案内もありますがドイツ語だけでした。「30分前に来てちょうだい」というのはおやつタイムがあるからだったのですね。もし行かれる方がいたら事前にスケジュールをチェックしましょう。ここはそれほど見学者が多くないみたいで、1日に何度もツァーがあるわけではないです(反省してます)。

 3時過ぎまでスタジアム周辺をウロウロしていたので、昨夜計画していたいくつかのミニコンサートは断念し、8時からのゲバントハウスの野外コンサートのみ参加することに決定。次は夜のコンサートの様子を書きます。


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