ドイツは２大会連続の三位

　パウルの予言通り、ドイツの勝利で終わった三位決定戦でした。どっちが勝ってもおかしくない内容で「点の取り合い」の試合でした。最後のフォルランのFKはスタジアムに悲鳴が響き渡ったことでしょう。
　新しい記録が期待されていたクローゼは、残念ながら出られず。ラームも風邪をひいたということでスタメンには名前がありませんでした。しかしA代表で初めてキャプテンマークを巻くバスティの姿が見られたのはすばらしいオマケです。これでゴールしたら間違いなくMVPだったでしょうが、キーパーにはじかれ、それをミュラーが蹴りこんで先制点。ゴールラッシュを期待するも、逆転されドイツも再逆転。最後の最後延長か？と思われたフォルランのFKでしたが、サッカーの神様はドイツに３位をプレゼントしてくれました。ドイツ代表、おめでとう。そして両チームの選手たちに、お疲れ様と申し上げましょう。
　W杯より前にヨーロッパ選手権がありますので、そこでドイツにはスペインにリベンジして欲しいと思います。

　この大会は上位３位までヨーロッパのチームに独占されてしまいましたが、４年後はアジア、南米、アフリカ勢も、もっと頑張りましょう。

　３位の表彰は、勝って終わったせいもありますけど、みんな嬉しそうでほっとしました。不調の選手達も一緒に表彰台に上がっていたので、寝込むほどではなかったのですね。この試合のキーパーが現在バイエルンにいるブットだったのはびっくり。第二キーパーのヴィーゼも風邪ですか？実力としてはブットもCLの決勝まで行ってますし、申し分ないと思います。ブットはドイツ語でヒラメ類の魚の名前ですしオランダ代表のロッベンはトドなどの海獣類のことだそうで、たこのパウルくんと共に水族館仲間になれますね。

　そのパウルくんは、優勝はスペインだと予言したそうですが、私はバイエルンの選手が二人含まれているという縁で、決勝戦はとりあえず緩くオランダを応援することにします。